参加者の声:森林セラピー・森林浴で感じたこと
今回は、五感を用いた森林セラピー・森林浴の参加者から、どのような感想があったのか、その内容をお伝えします。共感できることや意外なことなどがあるのではないでしょうか。
対象としたのは、2018年の秋の参加者(ガイドは筆者が担当)で、場所は神奈川県と東京都の森林セラピーロードや都市公園でした。
以下の3つはどの場所でも共通で実施している内容です。
- 五感を用いて森林を楽しむこと、
- 森林浴効果についての短い話、
- 樹木についての少しの説明
感想は、アンケートへの記入と口頭で聞く、双方の方法で入手しました。
参加したきっかけは様々
森林セラピー・森林浴に参加したきっかけは様々ですが、森林が健康に寄与していると思われている人たちが増えているようです。
- 森林浴のことを知りたいと思い参加
- いつも通り抜けるだけだった公園をもっと知りたくて参加
- 森林セラピーに興味があり、身近な場所で体験できるイベントを知り参加
- 従業員の健康増進や疾病予防、メンタル不調者の対応をしており、健康経営にも取り組みを始めており、色々な施策を発案するきっかけやヒントを求め参加
全体的な感想としては、気持ちが落ち着き、マメ知識を得られた

参加してよかったという声が多く寄せられ、その理由としては、気持ちが落ち着いた。充実した時間を過ごせた。説明(樹木のことや森林浴効果など)で、マメ知識が得られたことが挙げられていました。
- 日常生活から開放され、とても元気が出た
- とても気持ちよく充実した時間だった
- 寿命が延びた感じ
- 気分がとても落ち着いて、新しいマメ知識が得られた
- 森林浴は初めてだったが、ガイドをしてもらうことで、より一層楽しめた
- 話がよかった。植物についての説明は面白かったし、森林浴効果がよく分かった
- ストレス解消になった。新しい発見があった
- 知らない木の名前を覚えた
- 森林は涼しくて過ごしやすかった。自然の音が聞きとりやすく気持ちよかった
五感を用いて楽しんだことに対しての評価が高い
五感を用いて森林を楽しむことに対しては、ほとんどの方がこれまでやったことがないことでした。多くの高い評価がありました。
- 実際に触ったり、食べたり、感じたり、わかったりできて嬉しい
- シートに寝ながらの気持ちよさは忘れられない
- 森の中で寝転がる時間(それぞれ10分間実施)がもっと欲しい(多くの方から)
- 森の中で、匂いに注目したことはなかったけれど、知ったことで、たくさんの香りに気付けるようになって、癒し効果が高まった
- 自然の香りが大好き。たくさんの香りを満喫できた
- 木に触ってもいいということがわかった(危険なものだと思っていた)
- 葉っぱや枝など匂いが違うのでびっくりした
- アーシングできてリラックスできた。
今後森林浴を生活の中に取り入れたいという声は多い
一度体験したことからか、今後も五感を用いた森林浴を楽しみたいという声は多くありました。
- 森林の中にいることが大切というお話しはとても興味深かったです。これからも意識を持って、森からの贈り物をもらえればいいです。
- 本日は一人のみの参加でしたが、家族を連れて森林浴を楽しみたいと思います。
- 月に一度自然の中を歩く事を取り入れていきたいと思います。
- 私自身の心もリフレッシュできリセットできました。このような体験が「第一歩なのだなぁ」と感じました。
- 寝転がって幸せ。自分でもやります。
- 時々、深呼吸をして、五感に働きかけたい。
- 五感を使う事の意味、やり方を知る事が出来て本当に良かったです。こんなにも簡単に行うことができることを知り、普段から取り入れようと思います。
森林には、
「ストレスホルモンを減少させる」
「がん細胞などを攻撃するNK(ナチュラルキラー)細胞を活性化させる」
「血圧を正常化させる」
などの様々な機能があることがわかっています。
そのことから、ハイキングやトレッキングなど森林に何かをしに行くのではなく、「森林のもつ機能に何かをされに行く」という言葉も登場しています。
森林空間に行く、そのことだけでも効果があるからです。
「森に何かをされに行く」 続けてみませんか?
この記事を書いた人

高田裕司(たかだゆうじ)
中小企業診断士、森林セラピスト、キャリアコンサルタント、森林インストラクター
親子、小学生から高齢者までの様々な方のご案内を担当。NEALインストラクターでもある。
植物の生態やネイチャーゲームを取り入れた臨機応変な対応には定評があります。
経営コンサルタントとして、農業者支援を数多く実施。50坪ほどの家庭菜園での野菜づくりとランニングが趣味。