ため息を逆手にとったストレスコントロール法
ため息って嫌われ者?
「はぁ〜」
ため息っていったいどうして出るんでしょうね? ため息は嫌われものなのでは?
できるならため息は出さずにいきたい。けれども出さずにはいられないのがため息ですね。難しいところです。
ため息とは、精神的にいっぱいいっぱいなときに、半ば意識的でありつつ半ば無意識的に息を吐き出して、心と体の緊張をやわらげること。生理現象といってもいいでしょう。
ため息とストレスは比例する
精神的にいっぱいいっぱいのときは、ため息でもしないと、心がいき(息)詰まったままとなってしまい、体にも心にもよくありません。
ため息はストレスの量と比例します。ため息が出るときは、ストレスを多く抱えているときです。
息抜きとはよく言ったもので、いき(息)詰まってしまっているとき、ストレスを抱えているときには息抜きが必要です。
まさにため息は、心と体の息抜きをしてくれているのです。
吸うときは力を使うとき、吐くときはリラックスするとき
人は、力を入れるとき、集中するとき、緊張しているときは、息を吸ったり、止めたりする方が多くなります。
過呼吸という病気がありますが、これは精神的な緊張が大きな原因で、吸う方が多くなり過ぎたために引き起こされます。
ため息の原理を利用したストレスコントロール法
ため息を逆手にとり、ため息の原理を利用して、ストレスを溜め込みすぎないようにコントロールしていきましょう。
【方法】
1) 口を軽くすぼめて、声は出さずに「ふぅ〜」と息を長めに吐き出す
2) お腹を動かして、腹式呼吸で息を吐き出す
3) 吐き出すとき、身体の力も抜いて、身体を緩めるようにする
これだけだす。仕事に集中していたり、精神的に緊張したりしていて、息を殺す、あるいは息を飲むような状態のとき、そんなときは、声は出さずに、口から「ふぅ〜」と息を長めに吐き出します。
そのとき、胸式呼吸ではなく腹式呼吸で吐き出した方が効果的。
なぜなら胸式呼吸だと息が浅くなりますが、腹式呼吸だと息が深くなり、ストレス低減効果が高くなります。
腹式呼吸といっても難しく考え過ぎずに、お腹を膨らませたりへこませたりとちょっと意識しつつ、息を吐き出すようなイメージでやってみると、ちょうどよい具合になるでしょう。
是非試してみてください。
仕事でストレスを溜め込みがちの人は、1時間に1度だけでもいいのでやってみてください。
なお、息を吸う方は意識的に行う必要はありません。息を吐き出すと、人は自然と息を吸いこみますのでご心配なく。
週に1度くらいは、自然の中で、大きなため息をして、いい空気を体にも心にも取り入れましょう。体の芯からリフレッシュしていきますよ。
この記事を書いた人

新行内勝善(しんぎょううち かつよし)
心理カウンセラー、森林セラピスト、精神保健福祉士。
東京メンタルヘルス社にて、メンタルヘルス相談や、心の病からの職場復帰をサポート。
職場復帰プログラムでは森林セラピーを導入。
また、スクールソーシャルワーカーとして小中学校の子どもたちと家庭をサポート。


